
国立科学博物館での展示はもう終わっているが、2月の中頃の平日に行った。何度か土日に足を運んだものの、入場制限をするくらいの盛況ぶりだった。
標本をメインにしながら、ゲノム研究が進むにあたって系統図の見直しが行われてきたなどのトピックや、ちょっとした豆知識(イラスト付き)といった隙のない展示構成で、人が多いのも頷ける。が人が多すぎてゆっくり見れなかったので図録を買って家でゆっくり楽しんだ。
- 収斂進化
- 花蜜食の鳥は世界中にいるが、進化の系統でいうと無関係な種
- それぞれの土地で花蜜食に変異した個体が反映した結果、似たような姿の種が世界中に存在している
- 花蜜食の鳥が世界中に広がっていったわけではない
- ハヤブサ目はタカ目ではなく、どちらかというとインコ目に近い
- このへんもゲノム研究の結果
- こういうのを見るとダックタイピングという言葉思い返すのはプログラマーだからだが、ダックタイピングという名前は的確だったのだな
- 雌雄産み分け
- 個体の質と作る子の数には相関はあるだろうが、その相関はオスのほうが強い
- 劣ったオスは全く子孫を残せないこともあるが、劣ったメスでもつがいになることはできる
- 優れたオスは多数の子を作るが、優れたメスも産む・育てる子の数に上限はある
- そのためメスは、相手が優れたオスである場合、または子育ての成功率が高いと考えられる場合(オスが子育てをする)にオスを生む傾向が高くなる
- 鳥は卵子側の染色体で子の性別が決まるようで、メスのホルモンによって産み分けを調整しているのではないかということらしい
- 哺乳類は子の性別は精子側で決定されるが、こういうメカニズムはないのだろうか
- 個体の質と作る子の数には相関はあるだろうが、その相関はオスのほうが強い