オフィス家具メーカーの BORDERLESS が販売しているコースターの Errors モデル を購入した。
BORDERLESS のデスクは FLANGE plywood が使用されている。合板(プライウッド)は反りを少なくするなど機能性のために生まれた技術ではあるが、その層をあえて見せる(見せられる層にデザインする)ことでデザイン性を高くしたのが FLANGE plywood だという。
FLANGE plywood(フランジプライウィッド)とは
ウォールナットやローズウッド、オークといった樹種や下地材として使われる素材を積層することで、独自の世界観を作り出し「合板」を『魅せるもの』に変えたブランド。従来の合板は、反りや歪みが少ないといった特性を持つ半面デザイン性は軽視され『隠すもの』とされてきました。プライウッドはそのイメージから脱却しました。
木が持つ自然な色合いの重なりは、斬新でありながらもどこか懐かしさと温かみを感じさせてくれます。
BORDERLESS | ボーダレス [公式 (Official)] Product FeELページ |
コースターは厚さが8mmあり、(デスクの天板ほどではないが)しっかりと素材の層が見えて美しい。
そんなコースターのシリーズに新しく加わったのが、天板を作る際の廃材を再利用した Errors モデルだ。こういった壊れてしまったもの、廃棄されるはずのものにときめいてしまうのは、いつまでも抜けきらない中二心なのだと思っているが、いずれにせよ、一目惚れしたので購入に至った。仕事の合間のコーヒーブレイクがより良いものになることを祈って。