Baseus の GaN 充電器

お線香を焚いている様子
Baseus GaN 2 Pro Quick Charger 65W と 100W 対応 USB-C ケーブル。奥に見えるのはガチャガチャでゲットしたカービィとワドルディ。

先月の Amazon のブラックフライデーで Baseus の GaN 充電器を購入した。これ自体は最大 65W 出力のものだが、なぜか 100W の USB-C ケーブルがついてきた。

今まで MacBook Pro の充電は Apple の純正のものでやっていたり、電源周りには無頓着でいたのだが、冬場になり足元にパネルヒーターを出してみたもののコンセントの数が足りず困っていた。そこで、わりと評判が良く以前から気になっていた Baseus の製品を購入してみた。

Baseus は中国の家電ブランドで、名前の由来は Base on User というスローガンを縮めたものらしい。実物を手に取るのは初めてだったが、安物感は全くなく、満足している。中国でもアメリカでもヨーロッパでも日本でも、どこでも安かろう悪かろうな製品はあるので、結局の所は信頼できる人が評価しているかどうかが重要な世の中になってしまっている。

2つの USB-C ポートと1つの USB-A ポートがあり、普段は USB-C で MacBook Pro とスマホ(Pixel 3a)を同時に充電している。同時に使用しても 45W + 18W の出力が可能とのことなので、スマホにもいわゆる急速充電が可能だ。出かけることは滅多にないが、 USB-A があるのでこれひとつ持っていけば事足りるという安心感もある。

数年前から日進月歩の GaN 充電器というカテゴリーについてだが、日進月歩であるがゆえにあるタイミングで最新の技術だったものが、1年後には陳腐なものになっていたりする。今だとクレカサイズで 100W 出力可能なものが続々と出てきているが、数年経つと「え、なんでこんなでっかい充電器つかってんの(笑)」みたいなことになりかねない。ということで、あまりスペックそのものにこだわらず、今の自分が欲しい出力が得られ、持ち歩きが億劫でなく他のプラグと干渉しない程度に小さい充電器を買うのが良いのかな、という気がしている。

この製品について1点だけ微妙な点がある。複数のポートを同時に利用している際にコードの抜き差しをすると、瞬間的に給電が切断されているように見える。出力の切り替えを行っているのだろう。このせいで、 Mac をスリープしてスマホの充電を抜いて立ち上がると、 Mac が充電器に接続されたと認識してロック画面を表示させたりする。まあその程度の問題ではあるのだが、地味に気になっている。